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cinema 8


『コラテラル・ダメージ』(監督:アンドリュー・デイビス、キャスト:アーノルド・シュワルツネッガー、フランチェスカ・ネリー、イライアス・コーティアス、クリフ・カーティス、ジョン・タトゥーロ、ジョン・レグイザモ)---<シュワルツネッガーVS国際テロ軍団、最強アクション巨編!!>---う〜ん?正義の味方シュワちゃんテロ軍団と戦うという明るい映画ではありません。消防隊長で元爆破班?火をつけるも消すもお手のものという役柄、恐いもの知らずでありますが、少し安直に描き過ぎかな?痛快娯楽アクションだと罪もなくいいのにと思いました。テロ軍団ボスのかみさん役のフランチェスカ・ネリーさんは妙に気にかかる雰囲気の女優さんです。


『The Talented Mr.Ripley』---(監督:アンソニー・ミンゲラ、キャスト:マット・デイモン、グウィネス・バルトロウ、ジュード・ロウ、ケイト・ブランジェット)---アラン・ドロン主演「太陽がいっぱい」という映画の原作をより忠実に描いた映画だそうです。脚本は?と思いますがマット・デイモンがジュード・ロウを殺す迄の映像は素敵だと思いました。おやじはアラン・ドロンの魅力の所為もあるかも知れませんが「太陽がいっぱい」はいい映画だなあと思いましたし、これからも名作として残って行くだろうと思います。ジュード・ロウは味のある役者さんですね。


『アンタッチャブル』(監督:ブライアン・デ・パルマ、キャスト:ケビン・コスナー、ロバート・デ・ニーロ、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、チャールズ・マーチン・スミス)---ストーリーはケビン・コスナー扮するエリオット・ネスがロバート・デ・ニーロ扮するアル・カポネを有罪にする迄のお話?新入社員っぽいケビン・コスナーさんはかっこいいですよ、ショーン・コネリーさんもこの頃迄は年といいつつも現役組で出演で、アンディ・ガルシアさんも初々しいですね〜対するロバート・デ・ニーロさん一人で受けて立つあのパワーは凄いです。この作品の頃迄はいい役者さんも揃い、映像も丁寧に作られていたのではとちょっとばかり思いました。

『ブロークダウン・パレス』(監督:ジョナサン・カプラン、キャスト:クレア・デインズ、ケイト・ベッキンセイル、ビル・プルマン、ジャクリーン・キム)---アメリカの女の子2人が卒業旅行でタイに行き、ヘロイン所持の濡れ衣で刑務所に入れられて過酷な目にあうという映画のようですが、一方的な描き方に感じて後味もよくありませんでした。日本人も、ただ格安という事でよく海外旅行に行く人が増えて来てるものの、旅行先の歴史、風俗、生活習慣に余りにも無知で近所の遊園地に行くくらいのつもりで出掛けて巻き込まれるパターンが多過ぎるのでは等と思いつつ見ました。それと以前見た「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の時みたいにミュージック・ビデオと感じるような安易さにも嫌気もしました。日本同様アジアがアメリカ映画に登場する時は凄く曲解される描き方が多いように感じるのはおやじだけでしょうか?


『アトランティスのこころ』(監督:スコット・ヒックス、原作:スティーヴン・キングキャスト:アンソニー・ホプキンス、ホープ・デイヴィス、デヴィッド・モース、アントン・イェルチン、ミカ・ブーレム)---束の間の出来事をアンソニー・ホプキンスさんのムードで心地よい余韻に仕上がっていると思いました。おやじにはミラクル等という事ではなくアンソニー・ホプキンスさんの人間味が為せる技なのかなと感じました。内容は幼友達の訃報の知らせで、故郷に戻り母と二人暮ししていた頃に主人公の2階に入居して来た下宿人テッド(アンソニー・ホプキンス)との交流で育んだ幼き日の余韻を綴った映画でした。


『雨の訪問者』(監督:ルネ・クレマン、音楽:フランシス・レイ、キャスト:チャールズ・ブロンソン、マルレーヌ・ジョベール、ジル・アイアランド、コリンヌ・マルシャン)---「さらば友よ」同様いいムードのチャールズ・ブロンソンさん。ただ今回はマルレーヌ・ジョベール演じる若妻との絡みです。ただ、ブロンソンさんのワンマン・ショー(ブルース・ウィリスさんと違いだらしなくは感じませんが)という感じがするのと映像も昔のホームビデオ並みに少し落ちるのが残念ですね。やっとLDになった頃買った作品でしたが、発売当時<長時間録画CLV2枚組(LDの場合は120分をたとえ1分でもこえると2枚組になっていましたので・・・因にこの作品は121分です)---\1.2,800>でした。それから思うとDVDも安くなったと思うものの買いたいと思う作品が中々DVD化されないのが残念ですし、デジタル処理を活かしてでも旧作品の発売(LDにもならなかった作品等含めて)をしてもらいたいと思いました。

『ミッドナイト・ラン』(監督:マーティン・ブレスト、キャスト:ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン、ヤフェット・コットー、ジョン・アシュトン)---何も言う事はありませんと言うかおやじの求める映画がこの中にいっぱいです。出演者みんなに拍手です。ロバート・デ・ニーロさんもチャールズ・グローディンさんの体格のお陰か?癖のお陰か?お互いの演技のすべてが活かされていて凄くバランスのいい、ただ脱帽の映画でした。内容は元警官だったバウンティ・ハンターことウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)と、彼に捕らえられた横領犯マデューカス(チャールズ・グローディン)をニューヨーク迄連れて行く道中を横領されたギャングとFBIも絡めて痛快娯楽映画に仕立ててあります。

『ロード・オブ・ザ・リング』(監督:ピーター・ジャクソン、原作:J・R・R・トールキン、キャスト:イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リヴ・タイラー、ヴィゴー・モーテンセン、ショーン・アスティン)---映像化は不可能とまで言われたJ・R・R・トールキンの『指輪物語』の映画化ということです。外国のこういう話と言うのは冒険ファンタジーと相場が決まっているのかな?年を程よくとった爺様から寝る時読んでもらう類いの作品で、映画化の必要があったのかなと思います。読んでないので勝手な事は言えませんが原作は想像力を育むのに良い本だったと思うような内容に感じますが映像化する事でしらけた感じがします。本を読む事で一人一人が色んな想像や空想を作って来たから個性が育ったと思いますが、映像化する事で空想を固定化する大人の安易さに少しばかり嫌気がしますね。夢を膨らませるきっかけになる映像化を望みます。


『キャッツ&ドッグス』(監督:ローレンス・グーターマン、キャスト:ジェフ・ゴールドブラム、エリザベス・パーキンズ、)---ちびっ子ギャング的映画でした。ここ迄やってくれたら、ただ笑って済ませます。ワル猫軍団が犬アレルギーの新薬を研究する教授を狙ってるのを007もどきワン公たちが阻止する映画で言葉を喋る犬猫には少し呆れましたが許容範囲でやってます。「すし」も「にんじゃ」も英単語になってるみたいでちょっと発見でした。


『メッセージ・イン・ア・ボトル』(監督:ルイス・マンドーキ、原作: ニコラス・スパークス、キャスト:ケヴィン・コスナー、ロビン・ライト=ペン、ポール・ニューマン)---やっと見ました。ただ、購入しておきながら今迄封を切らなかったのが解りました。ハッピー・エンドを望んでいるのではありませんが「ペイ・フォワード」の時と同じくラストが頂けません。二人が結果どういう道を辿るかは観客に預けて、この結末だったら映画化は何か意味があるのかなと思うくらい「ペイ・フォワード」同様描き方というか人の扱い方に嫌な後味が残りました。拾い物はポール・ニューマンさんが素晴らしい。とっても格好よかったし憧れるようなものの高嶺の花かな?
外国には年齢相応の役があるし、それをやれる役者さんもいるので安心して見れるのかなと思いました。


『蝶の舌』(監督:ホセ・ルイス・クエルダ、原作:マヌエル・リバス、キャスト:出演:フェルナンド・フェルナン・ゴメス、マヌエル・ロサノ、ウシア・ブランコ、アレクシス・デ・ロス・サントス、ゴンサロ・ウリアルテ)---病弱でみんなと一緒に1年生になれなかった8歳の主人公モンチョをクラス担任のグレゴリオ先生が暖かく迎えて徐々にみんなとも打ち解けて成長して行く、学校の先生という型ではなく、大人というか未来を背負う子供達に爺様が暖かく接するという感じで素敵です。大人がもっと襟を正し、ものに当たり、色んな事や物への接しかたの手本を見せるような映画にも感じます。時はちょうどスペイン内戦の最中、ちょっぴり辛い結末ですが現実だと思いますし、誰が良いとか悪いとか簡単に括れない問題と思いました。この映画のお薦めは、マネの絵に出て来るような映像が見れて素敵です。時代は1936年頃になってますので、その当時の庶民の生活?みたいなのを絵ではなく動画で見てる感じがしましたし、グレゴリオ先生が多くは語らないのだけれども多くの事が伝わって来る。見ていて学校の先生の中には、このくらいの年齢で人生の辛苦も経験している人がもっと必要なのではと思いました。勉強は出来るようになっても、優しい心とか暖かみというのは時間を掛けてじっくり付き合わないと育まれないと思います。時間も95分くらいで上手に纏めてある作品だと思いました。監督さんのセンスなのかな?


『モモ』(監督:ヨハネス・シャーフ、原作:ミヒャエル・エンデ、キャスト: ラドスト・ボーケル、ジョン・ヒューストン、ブルーノ・ストリ、レオポルド・トリエステ)---妖精モモを使ってミヒャエル・エンデが無駄の大切さを伝えた作品なのかな?今の世の中無駄があったからここ迄来れたと思っているおやじですが、世界中の社会的トップクラスの人が無駄を省こうなどと言い出して世界中がおかしくなって来てると思います。同じ過ちをくり返すのは悪なのでは?歴史をひも解き争いは止めてもらいたいものです。


『スパイダーマン』(監督:サム・ライミ、キャスト:トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルステン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、J・K・シモンズ)---アメリカン・コミック・ヒーローが映画に颯爽と登場ということなのかな?コミック版を知らないから大きな事は言えませんが、これはコミックになっていません。それと湿っぽさはなんとかなら無いかなと思いました。ただ凄いのはウィレム・デフォー!いや〜ここにもいらっしゃいました凄い個性俳優さんが、この映画はウィレム・デフォーさんを見るにはいい映画だと思います。怪優の要素充分。


『愛しのローズマリー』(監督:ボビー・ファレリー、キャスト:グウィネス・パルトロー、ジャック・ブラック、ジェイソン・アレクサンダー、ジョー・ヴィテレッリ)---色眼鏡で人を悪く見るのはよくないけど、良く見るのはどうなのかな?と思う映画でもありました。しかし、よほど修行を積んでも相手と素直な気分になるのは大変な事と思います。まずは自分を素直にして、その自分を理解してくれる相手と素直な関係というのがいいのではと思いました。


『カナディアン・エクスプレス』(監督: ピーター・ハイアムズ、原作:アール・フェントン、キャスト:アン・アーチャー、ジーン・ハックマン、ジェームズ・B・シッキング 、J・T・ウォルシュ)---偶然にも、殺人現場を目撃し組織に狙われる主人公を、その組織のボスをムショに送り込みたい検事が追い掛け救う。その舞台がカナダ行き特急というお話。これは1952年の「その女を殺せ」のリメイク作品みたいですが、少しばかり緊張、少しばかりスピード感という感じの映画で、あまりストーリーや前後の脈略も感じず4WDで森を下るシーンや列車でのシーンを撮ってみたかっただけの映画だったのかな?特別何も残らなかったです。


『フレンチ・コネクション』1971年アカデミー賞5部門受賞(作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、編集賞)
(監督:ウィリアム・フリードキン、脚色:アーネスト・タイディマン、原作:ロビン・ムーア、キャスト: ジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー、フェルナンド・レイ、マルセル・ボサッフィ)---<米国史上最大級、麻薬密輸組織の逮捕劇!刑事ドラマの歴史を変えた不滅の最高傑作!>、<”フレンチ・コネクション”それはフランスとアメリカを結ぶ麻薬密輸ルート、実際に起こった国際麻薬犯罪事件を犯罪サスペンスの第一人者ウィリアム・フリードキン監督が映画化、ジーン・ハックマンも主演男優賞を受賞、一躍スターの座を獲得>---ジーン・ハックマンさん若いです。しかし個性は既に確立されていると言うかいい表情されています。フェルナンド・レイさんもこういう役が多いのかハマリ役という感じです。監督さんのセンスと思いますがカメラワークというか画面構成、それに人力によるテンポも加わりリアルなうえに生々しさを感じます、リズムも凄くいい感じです。実際に起こった国際犯罪事件を扱った作品という事もありましょうが、余計な台詞はなく上手く仕上がっていたと思います。


『フレンチ・コネクション2』(監督:ジョン・フランケンハイマー、脚本:アレクサンダー・ジェイコブス、脚本・原作:ロバート・ディロン、ローリー・ディロン、キャスト:ジーン・ハックマン、フェルナンド・レイ、ベルナール・フレッソン)---<刑事ポパイ、マルセイユへ!麻薬組織のボスを照準にとらえ、決死の追跡が始まる!!>---ふつう「***2」とか「続・***」とか裏切られる事が多い中、ただ、監督が違うからか?始めから出来上がっていたのか?一気に見れました。ただこの作品オンリーで見るのではなく、セットで見て始めて生きて来る仕上がりと思いました。それと作品の元気度はどちらも5分。監督さんの勢いと、それに体当たりの役者さんたちの意気込みというか、いい作品が作られていた時代だったようで、おやじもいい週末映画会でした。


『ネバーエンディング・ストーリー』(監督:ウォルフガング・ペーターゼン、原作:ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」キャスト:バレット・オリバー、ノア・ハザウェイ、タミー・ストロナッハ)---<ミヒャエル・エンデの世界的ベストセラーをイマジネーション豊かに映像化したファンタジックSFXアドベンチャー!>---この作品のタイトルはずっと以前から知ってはいましたがまだ見ていませんで、ようやく見ました。この作品は、ちょうど主演の男の子をターゲットとした作品としたら何の問題もないと思うくらいよく出来た作品と思いました。ジーン・ハックマンさんの作品を見た後だし、特撮お得意の日本人から見ると?と思う部分があったり、CG作品に麻痺させられてる目で見ると?だったりしますが、主演の男の子の目で見ると凄くよく描かれてある作品なのではと見終わって思いました。しかし、読書好きな子の事を上手く描いてあると感心しました。読書好きな人は、この年代に限らず本の中に引きずり込まれていくら呼んでも聞こえない人多いですものね(笑)。


『突入せよ!「あさま山荘」事件』
<日本、東映初公開2002/05/11、上映時間:133分>
(監督:原田眞人、脚色:アーネスト・タイディマン、原作:佐々淳行『連合赤軍「あさま山荘」事件』<文藝春秋刊>、キャスト: 役所広司、宇崎竜童、伊武雅刀、天海祐希、藤田まこと)---<そこは酷寒の戦場だった!日本中を震撼させた「あさま山荘」事件を壮大なスケールで完全映画化!>、<1972年2月19日。長野県軽井沢。警察の追求を逃れた連動赤軍の兵士5人が、「あさま山荘」に管理人の妻を人質に立てこもった。それが佐々淳行以下、長野県警、警視庁の猛者たちが繰り広げた、10日間にも及ぶ勝手ない激烈な攻防戦のはじまりだった。>---映画自体は長野県警と警視庁の連係の悪さなどをクローズアップすることで描いてあるので、事件の緊迫感はあまり感じなかったです。個人的なことですがおやじが少し苦手とする天海祐希が素敵に見えました。藤田まことさんは<てなもんや三度笠>や<スチャラカ社員>の頃から知っていますが、最近は必殺シリーズ路線と刑事もの路線のミックスカラーですね。脇でいい味を出される役者さんのような気がしましたが、藤田まことさんを脇にするような主役級の役者さんが不在なのかな?役所広司さんは何の問題もなく役を演じてあり、これからもどんどん作品に出てもらいたいですね。異色は宇崎竜堂さんと言いたいですが、この人はちゃんと自分の持ち場を演じてあり、流石トップになっただけの事はある人ですね。おやじにとってこの映画は役者さんウォッチングになった感じです。


『ドメスティック・フィアー』
<原題:DOMESTIC DISTURBANCE、アメリカ、UIP、初公開2002/04/06、上映時間:89分>
(監督:ハロルド・ベッカー、キャスト:ジョン・トラヴォルタ、ヴィンス・ヴォーン、テリー・ポロ、マシュー・オリアリー)---<少年が目撃した”殺人”を誰も信じなかった。唯ひとり、父親を除いては・・・>---89分の中に良く纏めてあると思うくらいシンプルでよかったと思います。ジョン・トラボルタさんもいい味が出る役者さんになられて嬉しいですね。このままスーパーヒーローなどにならず、この映画みたいに手作りの作品で活躍してもらいたいですね。

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